スーパーコンベヤのベルトは、もともと円筒形に成形されています。このため、複雑な機構によって無理矢理、円筒形に矯正する必要はありません。ベルトとホースを複合することによって開発されたスーパーコンベヤは、シンプルなシステムで効果を発揮する“超”円筒形コンベヤです。
![](/images/products/conveyor-system/super-conveyor/figure04.jpg)
スーパーコンベヤのベルトは、もともと円筒形に成形されています。このため、複雑な機構によって無理矢理、円筒形に矯正する必要はありません。ベルトとホースを複合することによって開発されたスーパーコンベヤは、シンプルなシステムで効果を発揮する“超”円筒形コンベヤです。
スーパーコンベヤのベルトが円形に変換する距離はホース径の8倍。これはフラットベルトを円形に矯正するタイプの変換距離(ホース径の25倍)と比較すると、4分の1近くも短い変換距離です。フラット状態が長いと、せっかくの密閉空間を活かしきることができません。スーパーコンベヤは素早く搬送物を包み込み、積載効率の高い搬送ラインを実現します。
従来型の円筒形コンベヤに比べ、フレキシブルなレイアウトが可能なこともスーパーコンベヤの特徴です。その鍵を握るのは曲率半径。左右にカーブをつけるために従来型はホース径の300倍の曲率半径を必要としますが、スーパーコンベヤは120倍で可能です。半分以下という曲率半径の差が、スーパーコンベヤのレイアウトをフレキシブルにしています。
(垂直の場合の曲率半径は、従来型と同じです)